✧物語の舞台とその世界✧

▽舞台と時間軸は現代の日本と同じ。
主人公達が暮らしてる場所は都内某所。
地上から上一面に広がる空、そしてその夜の空。
その平行した世界と交差する時間に
12星座の12の欠片を集めて天球儀に捧げ、真の願い事を叶えるため、濃紺の夜を廻るキオクとトキの物語。

▽莉紗達が星巡りに向かう先は、
地上から見ている、星々が輝く夜空。
しかし実際の夜空に存在するのでは無く、シンクロし、リンクした別の次元。同一の景色がある世界。
向かうその場所自体が、360℃満天の星空で大きい天球儀の姿をしている。
▽1日の終わりであり始まりの時間、その間に存在している。
隠された時間"13番目の時間"=ステラティカ達が"[stary*elementalNight(スターリーエレメンタルナイト)]"と呼んでいる場所はこの世界のこと。
(アナログ時計盤でいうと、12と1の境界・
23:59〜0:00の間)
時折、地上時間と夜時間の均衡が崩れてしまい突然始まることもある。
▽時間を司る神・クロノスの力が宿る大砂時計が存在し、そのオリフィスを抜ける終わりの時間までいることができる空間。



✧用語説明&解説✧

-[stellatica/ステラティカ]-
星の印(ゾディアックサイン)を瞳に持ち、あの世界にいることを許された物達を示した呼び名。

-[meta la stellatica/メタ・ラ・ステラティカ]-
恒星へ導く半印。両眼あるいは半眼に[zodiac view(ゾディアックビュー)]を持つ者のこと。

-[stary*elementalNight>/スターリーエレメンタルナイト]-
それは星空を翔ける夜。
限られた時間に交差する境界世界のこと。
360度満天の星空が煌めく世界の夜。
クロノスが宿る砂時計が刻む13番目の隠された世界。

-[zodiac view/ゾディアックビュー]-
星詠みの導き手のこと。
星屑の軌跡を辿る者へと導く瞳を示す。また者の見る世界。
過去、湊は左眼に。莉紗は現在右眼に継承。
現代における最初の継承者は双子の姉弟、智秋と千聖。

-[zodiac engage/ゾディアックエンゲージ]-
星世界との契約者の意。12星座の星屑を集め、すべてが揃うことでその者の奥底の願いが叶えられる。ただし、叶えられる願いは誰かひとり・1つだけ。

-[element>/エレメント]-
12星座を3星座ずつ、4元素[地水火風]に分けたモノ。
▽主人公達は、自身の星座と同じエレメントを持つ星座にのみ、触れることができる。
(エレメントに対応する星座はキャラクター紹介を参照)
その為、たった1人だけでは3星座の星にしか触れられないので、12星座を集めるには他の者の協力を得なければならない。

-[願い星の欠片/ステラカデンテ]-
主人公達が集める星屑のこと。
星屑は地上ではそれぞれの星座石と同じ結晶となり内側から鼓動のように光る。
ステラカデンテは"流れ星"の意。
《流れ星に願い事をする》ということから、この物語では願いを叶える星の欠片をステラカデンテと表現。

-天球儀/アーミラリスフィア-
星座石となった結晶を捧げる専用の天球儀。

-莉紗の本-
[stellacadente*Notte/ステラカデンテ ノッテ]
幼い莉紗が母親から受け継いだ星物語が記された絵本。
ある流星の夜に双子の少年達と月の少女と星座を巡る物語が描かれている。

-[新月の夜/ルナノーヴァ]-
星々の欠片の輝きが生成されるはじまりの月時間であり、暗闇が徘徊する無の時間。
再生を望み光を求めて彷徨う闇に追われる為、ステラティカにとって最も危険とされる夜。
彼らは扉を閉ざし、夜明けを待つ。

-[夜煌疾患/よこうしっかん]-
ステラティカにとって1番重い代償となるもの。
身体に星空のような斑点が現れ濃紺色が広がる。